先日、友人の夏ちゃんから
LINEでメッセージがありました。
「昨年からお渡ししたいと思っていた物が
あって、コロちゃんが落ち着かないので、
送らせていただこうかと思うのよ~」
わたしに渡したいもの、
送っていただけるものとは何かしら?
しばらくして郵便が届きました。
「夏ちゃんの字だわ」
久しぶりに見た夏ちゃんの字が
何だかとても懐かしくて、気持ちが
ホッと安らいでいくのを感じました。
何が入っているんだろう、と開けてみると、
そこにはお守りとカードが入っていました。
紫色の麻の袋に、黄色で描かれた月の様子。
『月日守(つきひまもり)』
「わたしは大丈夫、守られている」
お守りを手に取った時にそう思いました。
添えられたカードには、
「去年、千葉の玉前神社に行く機会があった
のだけれど、お守りを見て、冬ちゃんが
パッと浮かんだのよ~」とのメッセージ。
(わたしは冬ちゃんと呼ばれています)
お守りを紙の袋から出した時に、
とても良い香りがしてスッキリしました。
袋の裏には、こう書いてあります。
「玉前神社のご祭神、玉依姫命は
月の満ち欠け、潮の満ち干きに
関わりの深い神様です。
人間の身体は7割が水分といわれ、
潮の干満と同じく、人もまた月の影響を
強く受け、感情の起伏や身体のリズムが
生じると考えられております。
日々、気忙しい生活の中で神秘的な月の
満ち欠けを意識し、自分自身の体調を
見つめ直すことは非常に大事な事では
ないかと思います」
最近、月を見たのはいつだろう?
夜に外出することはなくなってしまったし、
家の窓から夜空を見上げることもない。
朝は太陽の恩恵に感謝しているのに、
月のことをすっかり忘れていました。
生活のリズムをととのえているタイミングで、
このお守りがやってきてくれたこと。
出かけた先で思い出してくれる友人の存在。
手書きの封筒とカードに書かれたメッセージ。
本当にありがたいことです。
どうもありがとう。
お礼の言葉をLINEで伝えると、
「冬ちゃんは宇宙よね」という言葉が
返ってきて、驚き、とても嬉しかったです。
なぜなら宇宙の話が書きたくて、
そのことを考えていたからです。
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水曜日に共感デザイナーの藤倉礼亜さんが、
訳してくださった図をご紹介しました。
『COVID-19の今、どんな自分でありたい?』
この図がブルーで描かれていることに
わたしは深い共感を覚えました。
ブルーは、信頼の色であり、
平和の色であり、保護の色です。
自分を信頼し、
相手を信頼する。
今、起きていることを信頼する。
すると、そこに平和が訪れる。
安心し、守られていることを知る。
生命を育む海も、
恵みをもたらす空も、
母なる大地である地球も、
すべてブルーです。
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1990年2月14日、ボイジャー1号が、
60億km離れたところから地球を振り返り、
地球の姿を撮影しました。
『ペイル・ブルー・ドット Pale Blue Dot』
NASA/JPL-Caltech
淡く、青い、小さな点。
広大な宇宙に浮かぶ地球。
天文学者のカール・セーガンは言います。
『この距離から見る地球には、
特に興味を覚えないかもしれない。
けれど我々の目には違って見えるはずだ。
もう一度
この“点”について考えてみて欲しい。
ここだ。
これがふるさとで、私たちがいる。
この点の中で、
あなたの愛した全ての人たち、
知り合いの全員、
今まで耳にしたことのある全ての人たち、
人間ならば
どこの誰であろうと、ここに生きてきた』
カール・セーガン博士の想いは
こちらの動画で見ることができます。
是非ご覧になってみてください。
『Pale Blue Dot – Japanese sub』
(カール・セーガン、日本語字幕、3分38秒)
https://www.youtube.com/watch?
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昨日が新月だったため、
今夜も月はまだ見えないかもしれません。
でも、確かに月はそこにある。
宇宙とともに。
この地球に生かされていることに感謝する。
少し視点を変えることで、
違う気づきが生まれてくるかもしれませんね。
どうぞ素敵な週末をお過ごしくださいませ。