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がん細胞見事にきえてました

3回目の「病気をやめるセッション」から10日後。
病院の検査結果を受けて、クライアントさんから嬉しいメールが届きました。

でも、なんだか手放しで喜んでいる感じがしない。少し気になって、電話で連絡をとってみると…。

「また、お試しがやってきました」

彼女が問題と思っていたのは、身近な家族との関係性でした。自分の両親との関係性は改善していたのですが、ある出来事によって義理のご両親との間にあった未完了の感情が浮上してきて、どうしたらいいのか途方に暮れていました。
物事がうまくいかない古いパターンを繰り返してはいませんか?と投げかけるお試しがやってきていたのです。

役に立たない思い込みや未完了の感情は、ひとつクリアするとまたひとつ、とモグラ叩きのように顔を出してきます。

いろいろな角度から物事を見るように、意識レベルを上げるアプローチをしました。

「 “自分 対 人”ですね!次のステージは!
自分との関係性はクリアになりました。
今度は人との関係性ですよね。
『お試し』という言い方は受け身ですね。
すべてレッスンです。
主体的な愛のレッスンにします!」

いろいろなことを話した後、どっちがコーチかわからないぐらいの勢いで宣言し出した様子に嬉しくなって、思わず笑ってしまいました。

「何がおかしいんですか?次のステージです!」

がんのことはどうでもいいんです。
それよりももっと大切なことがある。

大切なことに気がつくために必要なことを
がんは教えてくれた。
だから、今は必要ない。
もう気がついたから。

わたしには、そんなふうに聞こえました。

病気をやめるために始めたセッションが、自分の生き方を自分で取り戻すセッションになっていた。
まさにそんな瞬間でした。

人は、本当に真剣な時、集中している時には、
自分が変わっていく過程の真っ只中にいることに、
気がつかないのかもしれない。

でも、わたしにはハッキリとわかりました。

3回目のセッションでご自宅に伺った時、読みかけの英語のテキストがテーブルに置いてありました。
「カナダに行きたいんです」と話してくれた彼女の姿を思い出しました。

人は変わるために行動し、
行動することによって変わる。

本当に大切なことをクライアントさんは教えてくれます。
いつもありがとうございます。