すぐに正解を求めていませんか？

　
日常の何気ない会話から、相手の考えや
スタンスを感じることがあると思います。
　
　
セッションでは、その考えの奥にあるもの、
そのスタンスをとっている根底にある背景を
探っていきます。
　
　
文法的な言葉の使い方からわかること。
どのような反応が表現されているのか。
　
　
話の内容に耳を傾けつつ、分析していきます。
　
　
上手くいかないパターンや信じ込みはないか。
どうしてこのような考え方を身につけたのか。
　
　
使っている言葉によって、
脳の苦痛系、報酬系の動き方も違ってきます。
　　　
　
セッションを継続して受けていただくうちに、
自分が使っている言葉に意識的になり、
質問も頻繁に出るようになっていきます。
　
　
「この言葉の使い方で合っていますか？」
　
　
まだ慣れていないうちは、合っていることも、
合っていないこともあります。
　
　
言葉をどう使うかで脳の反応が変わるので、
気になっている様子も見受けられます。
　
　
それも大切なことではあります。
　　
　
でも、その前にもっと重要なことがあります。
　　　
　
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「これで合っていますか？」
　
　
つい、正解を求めてしまう。
　
失敗したくない。
間違えたくない。
　
正解を早く知りたい。　
　
　
ひょっとしたら、そのような想いが
心の奥にあるかもしれません。
　
　
誰にでもあることなので安心してください。
正解を求める教育を受けてきていますから。
　
　
でも、これからは違います。
パターンを変える機会がやってきたのです。
　　　　
　
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「さぁ、どうでしょう？
　それで合っているか、合っていないか。
　どのように思いますか？」
　
　
そのように質問を返します。
わたしが答えることは簡単です。
　
　
しかし、その前に、
ご自身でどう思っているかを聴きたいのです。
　
　
わからないことは人に聞く。
それも大事なことではあるでしょう。
　
　
今はネットで検索すれば
大抵のことはわかります。
　
　
だからこそ、
疑問に感じたことは自分で考えてみる。
　
　
「これでいいのかな？
　どうしてそう思ったんだろう？
　違う考え方って他にもあるかな？」
　
　
自分で自分に質問しながら、
なんとなく思っていることを言語化してみる。
　
　
意識的に思考を働かせていると、
頭の回転がどんどん速くなっていきます。
　
　
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思考は考えるのが大好きです。
疑問に思ったら、チャンス到来！
　
　
問いがあるところには必ず答えがある。
　
　
自分から出た問いには、
自分の中に答えがあります。
　
　
問いを繰り返していくうちに、
誰かから聞いた知識は、
やがて自分の知恵になっていくでしょう。