相手の気持ちを察して動いているうちに、
いつのまにか無意識に動いてしまっている。
「相手の期待に応えたい」
そうすることが楽しいから。
相手の喜ぶ顔が見たいから。
相手に嫌われたくないから。
さまざまな想いがあるかもしれません。
そして、自分が相手の期待に応えるように、
相手にも自分の期待に応えてほしい。
「相手に察してほしい」
そんな風に思うこともあるかもしれません。
でも、自分の期待どおりに
相手が動くかどうかはわかりません。
期待に応えるかどうかは相手次第。
相手が選ぶことであり、
相手の自由だからです。
そうとわかっていても、察してくれること、
期待に応えてくれることを待ち続けますか?
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もちろん、相手の期待に応えることが
大切な場面もあるでしょう。
でも、ずっとそれが続いていたとしたら?
いつも誰かの期待に応えている。
そのあいだ、誰が
自分の期待に応えてくれるでしょうか?
自分の期待を
一番わかっているのは誰でしょうか?
人の期待に応えるように、
自分の期待に応えてみる。
相手の期待に応える前に、
自分の期待に応えてみる。
「自分に期待していることって何だろう?」
「わたしは何がしたいんだろう?」
「わたしはどうしたいんだろう?」
まずは、自分が自分に期待していることを
知ってみることが大切かもしれませんね。
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松の内も明けました。
生活のリズムをととのえながら、
毎日を丁寧に暮らしていきたいですね。
今週末も軽やかにお過ごしくださいませ。