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変化が起こらない理由

  
「なかなか変化が起きないんです。
 考え方を変えたり、行動もしているのに、
 変わったかな、と思うと戻ってしまって。
 わたしは変われないんでしょうか?」
 
 
そうですね。そう思っていると、
なかなか変化は起きないかもしれません。
 
 
どうして変化が起きないのでしょうか?
 
 
それは「変化すること」が
目的になってしまっているからです。
 
 
たとえば、
 
「やせたい」
 
「病気をやめたい」
 
「部屋を片づけたい」
 
 
こんなふうに「変わりたい」と思った時、
どうして変わりたいと思ったのでしょう?
 
 
「やせて軽やかに行動したい」
 
「病気をやめてやりたいことをやりたい」
  
「部屋を片づけて快適に暮らしたい」
 
 
その先にある未来、自分の姿。
自分にとって大切な理由があったはずです。
 
 
でも、いつのまにか、
その理由がぼやけてしまって、
変化すること自体が目的になってしまう。
 
 
「何のために変わりたいんだっけ?」
 
 
何かをするとき、人は理由を欲しがります。
変化を起こすためにも理由が必要なのです。
 
 
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子どもの頃、食事の時に父が決まって
「醤油を取ってくれ」と言うのです。
 
 
そのたびに「自分で取ればいいのに」と
内心ムッとしながら渡していました。
 
 
どうしてわたしに醤油をとってほしいのか。
 
 
その理由も明確に言ってくれていたら、
気持ちよく取っていたかもしれません。
 
 
「お父さんは中腰になっても
 醤油まで手が届かないんだ。頼む」
 
 
父が頭の中でそう思っていたとしても、
言葉にまでは出しません。
 
 
人は思っていることを
省略して言葉にします。
 
 
だから、誤解が生じたりもします。
 
 
ひとりひとり、頭の中で考えていること、
心の中で感じていることは違いますものね。
 
 
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「わたしはこういうふうになる」
 
 
自分で選択し、自分で決める。
 
 
その先にある未来、
自分の姿を意識し、想像し、行動していく。
 
 
行動することで、何らかの反応があります。
 
 
「こんなふうにすると調子がいいな」
 
「このやり方だと上手くいかないな」
 
 
ちょっとずつ修正しながら繰り返していく。
 
 
「変わらないな」と思ったときには、
何のために変わりたいと思っていたのか、
振り返ってみるといいかもしれません。
 
 
初心にかえる。
 
 
そのときの純粋な気持ちを
思い出してみましょう。
 
 
そして、自分に問いかけてみてください。
 
 
「じゃあ、どうする?」
 
 
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変化は必ずしも目に見えるとは限りません。
 
 
自分では気づかない心の奥深くで、
静かに起きていることもあるでしょう。
 
 
意識し、想像し、行動する。
 
 
繰り返していくことで変化は起こります。
そう、変化は自然に起きてくるのです。
 
 
どのような変化が
これからのあなたに起こるでしょうか?