記憶は変わる

今日、会社を退職しました。
全社員にメールで挨拶を送るにあたり、心に浮かんできたことは…。

GW中の単発スタッフとして入り、12年間もお世話になっていたこと。
右も左もわからない状態のわたしをあたたかく迎え、いろいろな知識や経験を与えてくださったこと。
関わっていただいたお一人お一人に感謝していること。

おかしいな、そんなはずはない！（笑）

上司の理不尽な扱いに、定時近くになると顔中に出る蕁麻疹。あまりの痒さに泣きながら帰宅する日々。

始発で出社し、終電かタクシーで帰る。タクシーをつかまえるために外に出るのが怖くて徹夜したこともある。納期前には近くのビジネスホテルに泊まる。

「こんなにひどくなる前に、普通は倒れますけどね」

ついに身体に無理がきかなくなった時、整体の先生に言われた。

無駄に丈夫なわたしは倒れることも出来ずロボットのように働き続けていた。ふと思った。

「わたしって、何が好きなんだっけ？」

何も思い浮かばなかった。感情がなくなっていた。

そんな経験があるからこそ、心に関わることを仕事とする。

これらはみんな壮大なネタだった。

さて、これからどんなネタを創っていこうかな〜？