病気をやめるために必要なテーマのひとつに
「寛容さ」があります。
「こんなにいろいろやっているのに
どうして病気をやめられないんでしょう?」
病気をやめるセッションをしていると、
そのような質問を受けることがあります。
「安心してください。
だから、病気がやめられないんですよ」
そのようにお伝えすることがあります。
ずっと病気のことを真剣に考え、集中し、
とても真面目に色々なことに取り組んでいる。
でも、身体の症状が継続している。
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「こんなにいろいろやっているのに、
わたしの何がいけないんだろう?
何が足らないんだろう?
他に何をすればいいんだろう?」
「それですよ。
それが病気をやめられない原因です」
自分の中に上手くいかない原因を探そうとし、
自分がいけないのではないか、責めてしまう。
身体は症状を通して、
こんなふうに言っているのかもしれません。
「どんな状態の自分も受け入れて。
上手くいっていない自分にもOKを出して。
そんな自分を認めて。大丈夫、と言って。
いろいろやってくれていることはわかるよ。
でも、身体にも身体のペースがあるの。
そこもわかってほしいんだ」
ありのままの自分を見る。
ありのままの身体を見る。
そこにジャッジをしない。
上手くいっているから良い、
上手くいっていないから悪いではなく、
ただ見る。
その奥深くにあるテーマは「寛容」です。
ただ、見る。
ただ、受け入れる。
「あぁ、そうだね」と受容する。
そのために必要なことは、
まず自分に寛いでいること。
漢字の一文字目を見てみてください。
寛容であるための本質が表されています。
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今日は病気をやめられない原因のひとつを
ご紹介しました。
大切なことは、寛容であること。
寛容であるためのレッスンは、
日常生活のここかしこに表われます。
誰かとの会話や、
身のまわりに起きる出来事について。
自分がどのように感じるか。
何にも気にならないこともあれば、
無意識にジャッジしてしまうことも。
寛容であるために、
まず自分がくつろぐ。
今、あなたは、
心も身体もゆったりとくつろいでいますか?
くつろいでいる感じがしないな、
今週は忙しかったな、と思ったら、
くつろぐ時間をとってみましょう。
くつろいでいる感覚を感じてながら、
ゆるりとリラックスしてみてくださいね。