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記憶をつくり、身体を変える。

膝にこわばりがあって、しゃがんだり、
立ったりが思うようにできずにいます。
 
 
歩いている時はわりと大丈夫なのですが、
何かの拍子で痛みが出ることもあります。
 
 
どうしたものか、とネットで検索して、
膝痛専門の接骨院を見つけました。
 
 
原因について解説している動画を見ながら、
思い当たる節がたくさんあったのです。
 
 
接骨院は電車やモノレールに乗って
1時間ほどのところにあります。
 
 
前に通っていた鍼灸院も
1時間ほどかかりました。
 
 
どうやらわたしは近場ではなく、
移動して遠くに行くのが好きみたいです。
 
 
車窓から見える多摩川の流れ、遠くの街並み、
かすかに見える富士山、駅で行きかう人々。
 
 
そんな景色が見たいのだと思います。
 
 
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接骨院の施術は、現在の身体の様子を
チェックすることから始まりました。
 
 
スクワットのような動きをすると、
膝をかばいながら少しかがむのがやっとです。
  
 
そのへっぴり腰かげんが、
自分でもおかしくて笑ってしまいました。
 
  
その様子を見て先生が説明し始めたことに
思わず身を乗り出してしまったのです。
  
 
「腰の使い方を脳が記憶していないんです。
 それを記憶させていきましょう」
 
 
「記憶! 記憶なんですね!?」
 
 
わたしの大好物がキター!という感じです。
 
 
「そうか、記憶なのか。確かにそうだ」と
頭の中でグルグルしていました。
 
 
その動きをしていなければ、
使われない筋肉もある。
 
 
使われなければ記憶もない。
 
 
わたしは社会人になって数十年、運動などの
趣味もまったくなく、先生は驚いていました。
 
 
運動せずにきたことが
こんなふうに影響してくるなんて。
 
 
心の中で5分ほど後悔しました。
 
 
「これから身体に教えてあげればいいんだ」
  
 
子どもの頃、自転車の乗り方を覚えたように。
何度も何度も練習すればいい。
 
  
ベッドにうつ伏せになり、施術を受けながら、
記憶と心、言葉と身体との関係をとうとうと、
先生に語り始めていました。
 
 
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先生に教わった股関節の筋トレを
毎日のようにコツコツと続けています。
 
 
身体に新たな記憶をつくるために。
 
 
身体の使い方も言葉の使い方も
すべてつながっている。
 
  
どんな記憶も自分でつくっていける。
 
 
今日、どんな記憶をつくっていきますか?