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何のためにやっているんだっけ?

 
2016年、師匠である梯谷幸司さんが
オーストラリアで開催するセミナーに、
同行させていただく機会に恵まれました。
  
 
とても喜ばしいことであると同時に、
真っ先に頭に浮かんだのは英語のこと。
 
 
「アシスタントとして
 迷惑をかけないようにしないと。
 英語を勉強しなくちゃ!三か月しかない」
 
 
誰に言われたわけでもないのに、
そう思い込んでしまったのです。
 
 
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さっそく英語コーチにサポートを依頼し、
三か月でやれることを決めました。
 
 
・毎朝、オンライン英会話のレッスンを
 受けて、ネイティブの先生と話をする。
 
 
・英会話レッスンの内容を英語日記として、
 Facebookのグループページにアップする。
 
 
・リスニングと発音の練習を毎日行い、
 毎週、コーチにチェックしてもらう。
 
 
当時は会社に勤めていたので、
何とか時間をやりくりしていました。
 
 
オンライン英会話は予約をしているので
サボることができません。
 
 
でも、リスニングと発音は自分でやるので
疲れてできないこともありました。
 
 
そのことをコーチに報告すると、
決まって返ってきた言葉がありました。
 
 
「別にいいんですけどね。
 やこさんがやることですから」
 
 
わたしがやろうがやるまいが、
コーチにはまったく関係ない。
 
 
オーストラリアに行くのはわたし。
これはわたしの問題だ。
 
 
サボっては落ち込み、奮起しながら、
必死に英会話の勉強を続けていました。
 
 
出発する当日、空港に向かう途中でも
オンライン英会話を受けていたのです。
 
 
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それほどまでやったのだから、
もう英語で話せるでしょ?と思いますよね。
 
 
それがまったくなのです。
 
 
オーストラリアから帰国した途端に、
オンライン英会話をやめてしまいました。
 
 
英語からどんどん遠ざかって今に至ります。
 
 
どうしてこうなってしまったのか?
理由は簡単です。
 
 
でも、渦中にいるわたしは
気がつかなかったのです。
 
 
遠ざかってしまった原因は、
英語を勉強しようとした目的にありました。
  
 
「迷惑をかけてはいけない。
 だから英語を勉強しなきゃ」
 
 
これでは上手くいくはずがありません。
 
 
迷惑をかけないことを前提としていたら、
そこに喜びはありません。
 
  
そのための勉強も
義務になってしまっています。
   
  
セミナーは無事に終わり、必要な英会話は
すべて同行した皆さんが行ってくれました。
  
 
帰国後に、英語を学び続ける理由が
わたしには何ひとつ見当たりませんでした。
   
 
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英会話は手段のひとつにすぎません。
  
 
英語を話すことで
自分は何を表現したいのか。
自分は何を得たいのか。
 
 
何のために英語を話したいのか?
    
    
わたしが思っていたことは
とってつけたようなもので、
自分の理想の未来のイメージを
明確には持っていませんでした。
  
 
だから英語の勉強が続かなかったのです。 
 
 
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お金も、健康も、結婚も、ダイエットも、
何かを手に入れるための手段の一つと考える。
 
 
何だか上手くいかないな、と感じたときには
少し立ち止まって考えてみてください。
 
 
「何のためにやっているんだっけ?」
 
 
「わたしはどうなりたいんだろう?」
  
  
何のために
それをするのか。
 
 
その先で
自分はどんな未来をつくっているのか。
 
 
そんなふうに想像してみてくださいね。