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真似をされるってどういうこと?

朝、玄関のドアを開けると、一人の女性が
庭のヤマボウシをじっと見上げていました。
 
 
「写真を撮っていいですか?」
 
 
わたしはこっくりと頷いて、
いつも散歩している方向に歩き出しました。
 
 
朝6時のまだ静かな時間。
そのままの空気を保ちたかったから。
 
 
太陽の光に照らされるヤマボウシ。
わたしも毎朝見上げています。
 
 

 
 
自分がいいな、と思ったものを
写真に収めたい。
 
 
その姿を手にしたい。
 
わたしがモヤモヤしていることと
何となく重なっているのかも?
 
 
そんなふうに思いました。
 
 
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ヤマボウシの話を書き出しては止まり、
違うテーマに変えてみては止まり。
 
 
なかなか書き続けることができないまま、
日が過ぎてしまいました。
 
「どうしよう…」
 
 
お昼を買いに出たときに、
ふと頭に浮かんできました。
 
 
「書きたくない」
 
 
そうか、わたしは書きたくないんだ。
 
 
理由は簡単でした。
わたしにはわかっていることでした。
 
 
「書くと真似されてしまう」
 
 
心の奥底でそう思っていたのです。
 
 
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先日、SNSのある記事を読んでいて
ハッとすることがありました。
 
 
「あれ?
 これはわたしが書いたもの?」
 
 
表現があまりにも似ていたので、
一瞬何が起こっているかわからなかった。
 
 
思わず自分のホームページを開き、
二つの文章を見比べてしまいました。
 
 
同じキーワード。
内容もほぼ同じ。
 
 
「真似をされたのかな?」
 
 
そうしたときに、
わたしは嬉しいと思えないのです。
 
 
「真似をされるといやなことが起きる」
 
 
いつからか、そう思っていました。
 
 
「真似をされる」=「いやなこと」
 
 
わたしの信じ込みに合わせるように
これまでもこうした現実が起きていました。
 
 
そのたびに自分の器の小ささを思い知ります。
 
 
「真似をされる」=「いいこと」だったら、
「嬉しい!ありがとう!」と思えているはず。
 
 
どうしてそう思えないんだろう?
自分は本当にちっぽけな人間だ。
 
 
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今年1月より、本郷綜海さんが主宰する
ソウルコーチ養成コースを受講しています。
 
 
学びの一環である練習セッションで、
自分に起きていることを扱いました。
 
 
「真似されているのではないか、と思うと、
 胸がざわざわして落ち着かないんです」
 
 
「過去に同じような体験はありましたか?」
 
 
コーチからの問いかけで思い出したのは、
小学校三年生ぐらいのときのことでした。
 
 
給食の時間の前後でしょうか。
四人で机を向かい合わせにして座っています。
 
 
わたしが何かをするたびに、ほかの三人が
示し合わせたように同じ動作をするのです。
 
 
腕を上げると、腕を上げるし、
顔に手をやると、顔に手をやる。
 
 
どうしてみんなわたしの真似をするの?
わたしが班長だから?
 
 
わたしはどうしていいかわかりませんでした。
 
 
いやだ。真似しないでほしい。
 
 
そのときに感じていた感情を感じていると、
その感情の奥にある気持ちに気づきました。
 
 
わたしは自分がいやだったんだ。
 
 
「どうして真似するの?」とさえ、
言うこともできない自分のことが。
 
 
「今のゆきのさんだったら、
 当時のゆきのちゃんに
 どのように声をかけますか?」 
 
 
「みんなが喜ぶようにシェー!ってしたり、
 どうして真似するの?って聞いてごらん、
 って伝えます」
 
 
小さな自分がシェー!しながら
笑っている映像が浮かんできました。
 
 
真似をされるって、いいことなんだ。
 
 
みんなでシェー!している様子が浮かび、
何だかおかしくて泣きながら笑っていました。
 
 
「子どもの頃にはそんなこともありますよね。
 どうしていいかわからない、ということも。
 
 みんなに真似されていたゆきのさんは
 みんなに
 愛されていたのではないでしょうか?」
 
 
「真似をされるって、
 愛されているっていうこと?」
 
 
あぁ、確かに。
わたしは無視されていたわけではなかった。
 
 
涙とともに、
信じ込みが変わりました。
 
 
そして、真似をされたとしても、
わたし自身の価値には何ら変わりはない。
 
 
そう思えるようになっていました。
 
 
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どんな出来事も必要があって起きている。
 
 
モヤモヤした思いを感じているときには、
そんなふうに思えないこともあります。
 
 
少し立ち止まり、振り返ってみることで
ようやく気がつくのかもしれません。
 
 
「みんなつながっているんだなぁ」
 
 
すべては自分の世界で
起きていることですものね。