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自分の内側で起きていることを尊重する。

HSPという言葉を聞いたことがありますか?
  
 
ハイリーセンシティブパーソン、
Highly Sensitive Personの略です。
 
 
神経が細やかで、感受性が強い性質を
生まれ持った人のことを表わしています。
 
 
アメリカのエレイン・N・アーロン博士が
提唱した心理学的概念に基づくもので、
約5人に1人はHSPと言われています。
 
 
まわりにいる人の感情に影響を受けたり、
繊細なことに気づいて疲れやすかったり。
 
 
自分自身に何か問題があるのではないか、と
思い悩んでいる方もいらっしゃいます。
 
 
でも、それは生まれつきの身体の機能であり、
HSP という『神経系の特徴』ゆえなのです。
 
 
この特徴を知ることによって、生きづらさを
感じていた理由がわかるかもしれません。
 
 
わたし自身にも繊細な部分があります。
 
 
ずっと興味があったHSP映画上映会に
GWにようやく行くことができました。
 
 
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作品はアーロン博士のドキュメンタリー、
『センシティブ~語られなかった物語』です。
 
 
上映会を主宰されている皆川公美子さんから
HSPの特徴についての説明もありました。
 

ささやかなことを察知する。気づきやすさ。
観察し、共感し、多くのことを考える。
 
 
人の気持ちがわかりすぎる。
本音がわかってしまう。
 
 
深く考える。
 
 
神経系が多くの情報を取ろうとし、
深く処理するために時間がかかる。
サッと動いたり、決断したりしない。
 
 
一方、神経系の処理が浅いと
早く動けるし、スルー力がある。
 
 
どれも特徴であり、才能なんですよね。
 
 
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博士が幼少期を振り返っている場面で、
自分が子どもだった頃を思い出しました。
 
 
ごはんの時に肉を飲み込むことができなくて、
ずっと口の中でもぐもぐしていたこと。
 
 
そのことで怒られた記憶はありません。
 
 
でも、何とかして早く飲み込まなきゃ、と
食べ終わるまで頑張っていた小さな自分。
 
 
HSPとは直接関係ないかもしれない。
 
 
でも、その小さな自分を思い出したことは、
きっと大切なことだったのだと思います。
 
 
アーロン博士が最後に語ってくれた一言が、
今でも胸に響いているからです。
 
 
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HSPの支援や啓蒙活動を広げるために
活動されている皆川公美子さんの、
上映会・講演会をご紹介します。
 
 
・5/21(土)11:00~ 川越市
・6/ 5(日)13:30~ 船橋市
・7/10(日)14:15~ 札幌市

☆詳細はこちらから
 『センシティブ~語られなかった物語』
 
 
☆皆川公美子さんのブログ
 『だって、HSPは才能だから』
 
 
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子どもだった頃のことも、
大人になった今このときも。
 
 
自分の内側で起きていることを尊重し、
どんな感情も感じてみる。
 
 
映画は多くの示唆を与えてくれますね。
 
 
どうぞ良い時間をお過ごしくださいませ。