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磨き合いながら、きらめいていく。

昨日、上野の国立科学博物館で開催中の
宝石展に一日がかりで行ってきました。

 

どうして一日がかりになったかというと、
朝8:30に家を出たのに、現地に到着した時、
入場チケットを持っていなかったからです。

 

日時指定のQRコードがあれば大丈夫、と
思い込んでいて、紙の入場チケットのことを
すっかり忘れていて。

 

会期の終了が迫っていることもあり、
チケットを取りに帰ろうと決めました。

 

家から上野までは片道1時間かかります。
2往復したので、4時間近く電車の中でした。

 

でも、良かったこともいくつかありました。

 

・行きの電車で見つけた素敵な傘の忘れ物を
上野駅で届けることができたこと。

 

・チケットを忘れて落ち込むわたしに、
「今日は夜19:30までやってますから」と
係の方が力強く励ましてくれたこと。

 

・経由地の東京駅で、
とても美味しいコーヒーに出会ったこと。

 

・眼鏡も忘れていたことに気づき、
チケットと一緒にカバンに入れられたこと。

 

・ヒョウが降るぐらいの雷雨だったのに、
地元でも上野でも降られなかったこと。

 

・万歩計が13,000歩を超えたこと。

 

・たまたま持っていた本を読了できたこと。

 

電車の中で本を読み終えられたことは
とても大きな収穫でした。

 

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チケットを忘れてしまう、という
一見すると良くないような出来事。

 

でも、こうして振り返ってみると、
いろいろな意味を見出すことができます。

 

わたしの潜在意識は、
コーヒーが飲みたかったのかもしれないし、
ゆっくりと本を読みたかったのかもしれない。

 

そして、
とても大切なことも教えてくれました。

 

「忘れ物をしないためにはどうしたらいい?
思い出すために、どんな工夫ができそう?」

 

わかったふり、
できているふりをしない。

 

コンビニで紙のチケットを発券した時には、
覚えているから大丈夫、と思っていたんです。

 

でも、全然覚えていなかった。
だから、自分のことを過信しない。

 

それよりも淡々と仕組みを作っていこう。

 

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人生も同じです。

 

立ち止まって振り返ってみることで、
いろいろな意味が見えてくる。

 

思い出したくなかった過去の出来事に、
こういうことだったんだ、と意味を見出す。

 

いつでも、今ここにいる自分が
そこに意味を見出すことができる。

 

だから、何が起きても大丈夫なんですよね。

 

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宝石展でたくさんの原石、
ジュエリーを観てきました。

 

多くの人の手によって、カットされ、磨かれ、
独自の輝きを放ち、きらめいていく。

 

わたしたちも色々な関係性の中で
磨き合い、きらめいていきたいですね。

特別展「宝石 地球が生み出すキセキ」
東京  6/19(日)まで
名古屋 7/9(土)~9/19(月祝)