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空気と水の道がどれだけ大事か?

​先日、タイトルに魅かれて、
ドキュメンタリー映画を観てきました。
 
  
『杜人(もりびと)
  環境再生医 矢野智徳の挑戦』
 
 
 
 
木、草、土、川、山、風。
 
 
自然のストーリーのすべてが、
メタファー(たとえ)として入ってきました。
 
 
これは心のことだ。からだのことだ。
なぜならわたしたちも自然の一部だから。
 
 
矢野さんが語るたびに、
泣けて泣けてしょうがなかった。
 
 
アスファルトの下に詰まっている土は、
空気も水も通らない。抜け道がない。
 
 
抜けようと思った先はコンクリートU字溝で
堰き止められている。抜けようがない。
 
 
雨が降り、行き場のない水がどんどん溜まる。
土は吸収してくれない。膨れ上がり氾濫する。
 
 
矢野さんは言う。
 
「土砂崩れは大地の深呼吸。
 息を塞がれた自然の最後の抵抗」
 
 
水を「感情」に例えたら?
 
 
波紋を広げながら、
心地よく流れていたらいい。
 
 
もし口をふさがれていたら?
 
 
行き場のない感情は滞り、
どんどん溜まっていく。
 
 
苦しいよ。
ずっとずっと我慢している。
 
 
思いっきり息を吸い込みたい、
吐き出したいはず。
 
 
「息をしている限り、まだ間に合う」
 
 
自然に起きていることは
わたしたちに起きていること。
どこまでも相似形だ。
 
 
矢野さんは空気が流れるように、
水が通っていくように道をつくる。
 
 
渦(うず)が生まれ、
空気が動き、水が動く。
 
 
そして、大地がよみがえっていく。
 
 
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『杜人(もりびと)
  環境再生医 矢野智徳の挑戦』
 
  
「杜」とは この場所を
「傷めず 穢さず大事に使わせてください」
 と、人が森の神に誓って紐を張った場
 
  
 ☆公式サイト
  https://lingkaranfilms.com/
 

 ☆劇場公開予定
 
 
 ☆自主上映会予定
 
 
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わたしにもできることがある。
小さなスコップで地面に渦を作っていこう。
 
 
そして、夏でもひんやりとしていた土を
思い出しました。
 
 
あなたの身近に
触れることのできる土はありますか?​