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ぽんちゃんの愛

癒しの杜にしかわクリニックの院長であり、
トランスフォーメショナルコーチでもある
西河 潤先生の記事をご紹介します。

がんをお持ちのご相談者様に、
カウンセラーがどのようなスタンスで関わっていくか。

ご相談者様が自分の身体とどのように対話をしていくか。

とてもわかりやすく丁寧に説明してくださっています。

わたしも乳がんをお持ちの方の継続セッションを
行っています。

今日、西河先生の記事をお読みいただいたところ、
内容の一つ一つをこれまでのセッションと照らし合わせ、
スーッと吸収なさっていました。

健康であろうと健康でなかろうと、
すべての方に通じる大切な考え方が書かれています。

お時間のあるときにどうぞご覧になってみてください。

新しい患者学の地平を切り拓く

2019年1月31日 癒しの杜にしかわクリニック院長 西河 潤

最近stageⅣのぽんをお持ちの方を新たにカウンセリングをさせて頂きましたが、自分の力を大幅に超えた力が働いたようで、とても大きく内側が変化されて、血色も非常によくなられたので驚きました。

やはり、病気のstageがどこであれ、カウンセラーが《相手の治る力を100%信じている》ということが大事ですね。相手の病気が消えることを「知っている。」というレベルまで確信していて、そしてただ自分は相手の方の光を鏡に映し、お返しするだけです。そういった「うつし」を徹底的に行うと、相手の魂に響くし、脳の動かし方も変化しますね。脳の動かし方が変化するということは、続ければ体も変化していくということですね。

これまではけっこう自分の力も使ってやってきましたが、今回からは自分の力を使うというよりは、《法燈明》で《原理原則の力をただ使う》、という感じになってきました。

それから面白いのは、カウンセリングの前日に高崎和美さんにお会いして、「このエネルギーいいな。」「この関わり方いいな。」と思っていたことを、翌日にはすっかり自分が使っていること。コピー忍者できるかもしれませんwww

言葉の力と行為の習慣はとても大事。やはり病気を作り続けている想いのパターンをまず断ち切り、変化させる必要があります。カウンセリングを2時間行ったところで、終わった後に使う言葉、行動、想い、脳の動かし方がまた元に戻ったら何も変化が起きません。変化を作り出してもらうためには、想いよりも前に、効果的な言葉と行為をまず使うこと。その習慣を徹底的に行ってもらうと、想いも変化してきます。だから、先に「どうしたらいいかわからない。」で不安で怯えたまま立ち止まるんじゃなくて、それを口角を上げて、背中を丸めず少し胸を前に出して、自分の体を撫でながら「ありがとう。」と言うんです。それだけで脳は「ああ、プラスのことをしているんだ。」とかんちがいします。自分の体をとにかく優しく撫でて、「ありがとう。ありがとうね。愛してるよ。」と言霊を投げかけるんです。そうすると、想いがあとからついてくるんです。まずは言葉と行為で実践し、習慣すること。これにより、ネガティブ・スパイラルのパターンをポジティブ・スパイラルに変化させることができます。

ネガティブな感情が出てきたときは、本当にチャンスです。それを「消したい!」「手放したい!」と願えば願うほど、ゴムを引っ張ったように自分に力強く戻ってきます。むしろ、受け入れる、ということが第一歩として重要です。「フタをしていたけど、自分には感情があったんだ。出てきてくれてありがとうね。」と、お母さんが子供をハグするようなイメージで、存在を認め、受け入れ、愛し、許すんです。「居てくれていいよ。大丈夫だよ。愛してるよ。」と投げかけるわけです。

「もっと認められたかった。」「もっと甘えたかった。」など、過去の辛かった気持ちと記憶が出てきたら、それも大チャンスです。そういった自分のフタをしていた想いに気づいてあげて、未来のあなたが過去の自分のその気持ちをしっかり認め、受け入れ、愛を込めてハグしてあげてください。「甘えたかったけどガマンしちゃった。」など、今も満たされていない想いをひきづっているのであれば、それを心ゆくまで行って満たされている子供の頃の自分を想像して、愛と満足で充満してください。そういうムフフ妄想をすることが心を満たすんです。

こういうことをしながら、じょじょに、ネガティブな感情と一致している自分を《脱同一化》していくことです。状態の悪い方は、ネガティブな感情と自分が一緒になっている場合が多いです。でも、自分が体とぽんちゃんに主体的に与える側でいるようにすることや、体とぽんちゃんが与えてくれているギフトに気づいて感謝するようになると、だんだん、同一化を脱することができるようになります。これまでそれと一体になっていたけど、「これは自分じゃない。自分の持ち物なんだ。」と気づくような感じです。ぽんが進行している方は、ぽんちゃんと自分が一緒になっちゃっている方もいます。そういう方は、まず、幽体離脱したように自分を肉体の外から眺めて、そのような天使の自分から肉体を持つ自分を愛情深くハグし、プラスの言葉「ありがとう。愛してるよ。」「居てくれてありがとう。大丈夫だよ。」などと、投げかけてください。

「よくなりたい。」と未来に願望を持つより「治った!ありがとう!」「ぽんちゃん、正常な細胞になったね。ありがとう!嬉しい、楽しい、幸せ!愛してる。大好き!」などと、治った先の自分の使う言葉を過去完了形で用いてください。それにポジティブな言葉をつけるのです。

ぽんと言っているのは、がんに力を持たせないためです。ゴジラ、ガメラ、ごつい、頑張る、みたいに、ガ行はとても力強いイメージです。これを「ぽん。」ということで、力を弱めることができます。恐れや不安、ねばならない、苦痛といったネガティブな栄養をぽんちゃんに与えるのをやめて、かわいらしい愛ある存在として、友達になり、会話をしていきましょう!「がんをやめた!ぽんになった。かわいい!」というのもいいと思います。

「私はがんです。」もやめましょうね。「私はぽんを持っています。やめるけどね。」と言いましょうね。

ぽんを持っている方は頑張り屋さんが多いので、こういったことをとっても真面目に「しなければならない」こととしてやりがちです。でも、これはしなければならないことでは全くありません。こういう選択肢もあるし、ああいう選択肢もある。その一部なんです。あなたはもともと自由であり、自由に選び、投げかけ、好きに現実を創っていく力があるのです。

こうやってお伝えしているのは、すべて、《あなたの中にある力》を言葉にしているだけにすぎません。全部、すでにあなたの中にあることなんですよ。

私はただ、あなたの光を鏡で照らし、あなたの本当の姿をお見せしているだけです^^

自分で自分を愛する力が足りないときは、思いっきり、周りの人に甘えてください。甘えて愛をたくさんもらって、そして自分でも自分自身を認め、受け入れ、愛し、否定していた自分をあるのままで許して、愛と感謝の言葉、そして撫でる、口角を上げるという行為で、愛をさらに充電しましょう。

酸素、食事、建物など、地球から愛されていること、人類の智恵で愛されていることに気づきましょう。愛は気づくものです。そして家族や周りの人に甘えて、愛をさらに充填しましょう。そして、自分で自分にも愛を与え、体の愛にも気づき、ポンちゃんからあなたへの愛にも気づき、愛を自家発電できるようにしていきましょう。

「抗がん剤はだめだ!」・・・いいえ。抗がん剤も、そのほかもやり方も、手段に過ぎません。それにどのような意味をもたせるか、どのような目的でそれを使うのか、そちらの方が大事です。「物質」をただ「物質」として扱うのはやめにしましょう。それを恐れの器に入れるのか、愛の器に入れるのかで、結果が180度変わってきます。自然療法でぽんが悪化した方が、抗ぽん剤を受け入れた途端にぽんが一気に小さくなって寛解した。そういうことだってあるのです。何が正しいのかの争いをするために治療方法を選んでいるんじゃないでしょう?あなたは本当は何をしたいのですか?愛か恐れか、どちらを選ぶのですか??ということなのです。

病気の原因を悔いてばっかりいても、何の得もありません。そればかりか、ネガティブなスパイラルを続けることになります。体と心を傷つけることをしているな、と思ったら、そのパターンを断ちましょう!その決めて断つという気合いと勇気が必要です。大丈夫です。あなたの中にはきちんとありますから。心の中に、勇気の剣がきちんとありますよ。

そして、ポンちゃんの愛にきちんと気づきましょうね。「ポンのステージが進んだから、頑張れなくなり、ネガティブな気持ちになった。」・・・それは、頑張って頑張って無理していた暴走をぽんちゃんが止めてくれて、押し込めてフタをしていたものをぽんちゃんが表に出してくれたんですよ。だから、肉体的には病気でも、魂のレベルでは成長しているんですよ。人生は前に進んでいるんです!^^ 病気になってよかったこと、必ずあるはずです。素直になれた、人に甘えることを覚えた、家族の絆が強くなった、など。病気はギフトなんです!月と太陽があるように陰と陽があるように、病気があることで生まれるプラスというのが必ずあるんです。そこにきちんと気づいてあげて、ぽんちゃんの愛に気づき、それを活かしてください。

そうやって、病気でいても幸せでいることで、どんどん病気がよくなっていきます。大丈夫です!

こういうやり方で病気をやめていく新しい患者学を切り拓いていきたいと思っております^^=