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本当にやりたいことって?

 

何かをやりたいと思ったときに、
こんなふうに思ったりしませんでしたか?

 

「好きなことをしたい」

 

「やりたいことをやりたい」

 

ひょっとしたら、この言葉の背景には、
こんな想いが隠れているかもしれません。

 

「(今は)好きなことをやっていない」

 

「(今は)やりたいことをやっていない」

 

わたしもかつて、いろんな理由をつけて
そのように思っていたことがありました。

 

「だって時間がないから」

 

「だってお金がないから」

 

自分の中に芽生えた小さな望みを、
そうやってすぐに打ち消していました。

 

その小さな望みをすくい取ったとしても、
こんなふうにまわりに言わせていました。

 

「それをやって何になるの?」

 

「向いていないんじゃない?」

 

そうして、
わたしの望みは泡のように消えていく。

 

「人に言われてやめるぐらいだもの。
本当にやりたいことではないんだわ」

 

頭の中で考えた言葉を後からくっつけて、
もっともらしい理由にして、あきらめる。

 

これまで幾度となくやってきたと思います。

 

そのうちに、
どんな望みが浮かんできたとしても、
見えないふりをするのが上手になってくる。

 

だって、もう打ち消されたくないから。

 

自分の望みを叶えるのは自分しかいないのに。
その自分がいち早く打ち消しているなんて。

 

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時間を忘れるぐらいに
夢中になってしまうことってありますか?

 

わたしは、
空を見ていると写真に収めたくなります。

 

何の変哲もない住宅街の道の真ん中に立ち、
スマホからのぞく空を撮り続けてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見ているそばから空の様子が刻一刻と
移り変わって飽きることがありません。

 

そんなわたしの様子を見て、前から来る人は
いつも怪訝そうな顔をして行き過ぎます。

 

「何を撮っているんだろう?」

 

そんな感じで後ろの空を振り返りながら。

 

「ね、空がすごい綺麗でしょ?」

 

わたしは心の中で呼びかける。

 

すぐそこにある空を
もっと見上げて欲しいから。

 

一緒に空を見上げて
「すごいよね」って言いたいから。

 

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わたしは父と確執がありました。

 

わたしが勝手によく思っていなかっただけで、
今はすっかり和解しています。

 

それでも確執時代のほうが長いので、
父の趣味の一つでもあるカメラから
ずっと距離を置いてきました。

 

「父と同じことはやりたくない」と
無意識に反抗していたんですね。

 

今では毎年、マホで撮った初日の出を
父に見せるようになりました。

 

「良い構図だな」

 

そんなふうに言ってくれた今年のお正月に、
父がわたしたち三姉妹にお年玉をくれました。
ちょっとびっくりするぐらいの金額です。

 

「もらったお金で一眼レフを買おうかな」

 

父に伝えたら、あっさりと
「いいんじゃないか」と答えてくれました。

 

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時間も忘れるぐらいに
夢中になってしまうこと。

 

上手い下手は関係なく
いつのまにかやってしまうこと。

 

人からどんなふうに見られようが
お構いなくやってしまうこと。

 

自分が本当にやりたいことは、
日常の中に隠れているかもしれません。

 

それを見つけて、
もっと自由に自分にやらせてあげる。

 

その先の世界が広がろうが広がるまいが、
今、ここにいる自分が
それをやりたいという気持ちに素直になる。

 

なんだかワクワクしてきました。

今日も素敵にお過ごしくださいませ。