トランスフォーメショナルコーチ®︎やこゆきの公式ホームページです|ワークショップや個人セッションを通じて、 あなたの意識と無意識をサポートします。

思い込みは何のためにある?

セッションで扱うテーマの多くは、
「こうなりたい」という望みです。
 
 
でも、何だか上手くいかない。
前に進んでいないような気がする。
 
 
気になっていることを話していくうちに、
過去の記憶が甦ってきます。
 
 
「そういえばこんなこともありました」
 
 
思い出しながら話していると、
そのときの感情がチラッと顔を出します。
  
 
「でも、今は大丈夫です」
 
 
その途端に、
理路整然と話すことに注意を戻します。
  
 
実際は
大丈夫ではないことがほとんどです。
 
 
「出てこないで」
 
 
だってイヤだから。
つらいから。悲しいから。
 
 
「感じたくない」
 
 
せっかく蓋をしていたのに。
どうして出てくるの?
 
 
「感じてほしい」
 
 
感情はそう言っている。
だから、記憶が甦ってきているのです。
 
 
「感情を感じる準備は出来ているよね?
 もう、その出来事に向き合えるよね?」
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
思いがけない感情に触れ、
涙がとめどなくあふれてきます。
 
 
「こんなに泣くはずじゃなかったのに」
 
 
心が揺れているのです。
 
   
そこには気づくことのなかった
思い込みが見え隠れしています。
 
 
「誰もわたしの話を聞いてくれない」
 
 
「人に迷惑をかけてはいけない」
 
 
「嫌われてはいけない」
 
 
そうだった。
そう決めたんだった。
  
 
「もうこれ以上、傷つきたくない」
 
 
だから、そう決めたんだ。
小さな自分を守るために。
   
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
上手くいかない思い込みは良くないもの。
そう思いがちですよね。
 
 
でも、小さな自分を守るために、
そう思うしか方法がなかったとしたら?
 
 
そうして、ずっと
自分を守ってきてくれたのだとしたら?
 
 
思い込みに対する見方が
変わってくるのではないでしょうか?
 
 
上手くいかない出来事があったとき、
そこにある思い込みに気づくかもしれません。
 
 
「もう大丈夫だから。
 わたしを守ってくれなくても大丈夫だよ」
 
 
その思い込みとお別れする機会です。
 
 
「今までどうもありがとう」
 
 
そして、
新たな思い込みを創ることになります。

 
これからの自分のために。
 
 
すべての思い込みは
あなたのためにあります。
 
 
今日、どんなことで
心が揺れるでしょうか?
 
 
一日を軽やかにお過ごしくださいませ。