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生活すべてが祈り。

『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』と
いうドキュメンタリー作品をご存じですか?
 
 
1992年に第一番が上映され、
今年の夏に第九番が公開されました。
 
 
ひとつの生命体である地球が奏でる音。
人と自然が調和していくこと。
  
 
作品毎のテーマによって
シンフォニーのように描き出される世界。
 
 
何となくの内容は知っていたものの、
これまで観る機会がありませんでした。
 
 
先日、Facebookを開いた途端に、友人が
特別上映会のことをシェアしていました。
 
 
翌日の開催でしたが、予定がぽっかり
空いていて、すぐに申し込みました。
  
 
今年公開の第九番と合わせて、
1995年公開の第二番を観ることができました。
  
 
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第二番の上映は出演している佐藤初女さんの
生誕100年を祝い、偲ぶ時間でもありました。
 
 
青森の岩木山の麓で「森のイスキア」を営み、
食によって人々をもてなしていた初女さん。
 
  
心のこもった食事によって
人々の心が開いていく。
 
 
ふと、子どもの頃の自分を思い出しました。
 
 
母と喧嘩して仏頂面だったとしても、
食事の時には頬がゆるんでいたな、と。
 
 
お料理にはそんな力がありますね。
   
 
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「長い冬に耐えて雪解けと共に芽生えた
 ふきのとうの生命をいただいて、
 おひたしや天ぷらをつくる。
 ただ『おいしく食べさせてあげたい』と
 いう心を込めて料理した時、
 そのふきのとうの生命が、
 『おいしさ』になって食べる人の生命を
 活かし、心を癒してくれるのです」
 
 
「放っておいたら腐ってゆく自然の生命に
 手を加えることに依って、
 別の生命となって生きていただく。
 お料理とは
 生命の移し替えなのかも知れません」 
 
 
野の草花を丁寧に扱う初女さんの姿は、
優しく話しかけているかのようでした。
 
 
「冬の中にも春があります」
 
 
日々の暮らしの中に何を見出していくか。
厳しい冬だからこそ、春への希望がある。 
 
 
「私の祈りは、“動” の祈りです。
 毎日毎日の生活の中にこそ
 祈りがあります」
 
 
9月半ばに、青森を旅していた時には、
初女さんの映画を観ることになるとは、
思ってもいませんでした。不思議ですね。
 
 
遠くに見上げた岩木山の稜線が美しく、
ずっと見ていたいほどでした。
 
 

 
 
☆佐藤初女さんの言葉は地球交響曲の
 HPより引用させていただきました。
  
 「地球交響曲」公式ガイド 第二番出演者
  
 
☆地球交響曲第二番の予告です。
 
 地球交響曲第二番 予告編
 
  
☆地球交響曲第五番・第九番の特別上映会が
 11/7(日)アキバシアターで行われます。
 
 ガイアシンフォニー オフィシャルWebサイト
 
 
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地球はひとつの生命体であり、
植物も動物も人も、
太古から続くひとつながりの生命。
 
 
奏でられる交響曲(シンフォニー)は
調和している。
 
 
でも、今、調和しているといえるだろうか?
そう自問自答していました。
 
 
自分の中のハーモニーは
心地良い音を奏でていますか?