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ため息をついてみよう。

今日は朝から雨が降っていて、暑さも和らぎ、
過ごしやすい一日になりそうです。
 
 
先週、7月8日に飛び込んできたニュースに
影響を受けている方も多いと思います。
 
  
どうしたって感情が
引っ張られてしまいますよね。 

そんなときは、その自分の気持ちと、
ともにいるようにしてみてください。
   

「おどろいた」
「ショックだ」
「悲しい」
「不安だ」
 
 
そう感じているんだな、と思うだけでいい。
どうにかしようとしなくても大丈夫です。
 
 
「どうしてあんなことが?」
 
 
疑問に思う気持ちもそのまま感じてみる。
答えを探そうとしなくても大丈夫です。
 
 
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そして、その出来事と自分を
切り離すことをしていきます。
 
 
ニュースで見た映像を思い出すたびに、
「今、自分に起きていることだ」と
脳が認識してしまいがちだからです。
  
 
「あの場所に自分はいなかった。
 自分に起きた出来事ではない」
 
 
自分の外で起きていることと、
自分自身を切り離していきましょう。
 
 
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そう頭ではわかっていても、
心の中がモヤモヤすることもあると思います。
 
 
そんなときには、ため息をついてみてください。
  
 
はじめのうちは、
喉のあたりから、ため息をついていきます。
 
 
吐く息とともに、
声が出るぐらいのため息をついてみます。 
 
 
何度か繰り返していくうちに、
吸う息が深く身体に入ってきます。
 
 
喉から身体の下のほうに意識を下ろしながら、
それぞれの場所でため息をついていきます。
  
 
鎖骨、胸腺、みぞおち、おなか、
おへその下の丹田のあたり、背中全体。
 
 
大きくため息をつきながら、
息を吸い込んでいきます。
 
 
最後には身体全体で、
大きく息を吐いて、大きく吸い込んでいきます。
  
 

 
 
先週、北海道での美瑛の旅が始まった日に、
高速道路の車の中でニュースを知りました。
 
 
それでも朝はやってくる。
大いなる自然に感謝しながら旅をしていました。
 
 
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家族や友人と感じていることを
話してみるのもいいでしょう。
 
  
その際には肯定することも否定することもなく、
「そうだね」と、
お互いに「ただ耳を傾ける」ことが大切です。
 
 
それが難しいな、と感じる場合には、
自分の気持ちを紙に書き出してみましょう。
 
 
心のモヤモヤをため息とともに外に出すように、
頭の中にあるものもアウトプットしてみる。
 
  
そうして、自分の日常、いつもの暮らしに
丁寧に向き合っていきましょう。
  
 
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自分が十分に落ち着いているときには、
問いかけてみてもいいかもしれません。
 
 
「どうして、今、この時代に、
 自分が生きているこの時に、
 あのようなことが起きたのだろうか?」
  
 
「どうして、わたしの人生の中で、
 起きる必要があったのだろうか?」
 
 
「人生はわたしに
 何を教えようとしているのだろう?」
  
 
もちろん、
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
 
 
自分の身のまわりでは、
いろいろなことが起きています。
 
 
一見良くないと思われる出来事ほど、
自分なりの解釈が必要になってきます。
 
 
その解釈の一つ一つを
自分の言葉で考えてみる。 
 
 
そこに正解はありません。
 
 
なぜなら、
その時々で解釈は変わってくるから。   
 
 
心は移りゆくものです。
 
 
「わたしはそう感じているんだな」
 
 
そう気づいていくことが何より大切です。
 
 
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過去に起きた出来事を、
今、ここにいる自分がどう捉えるかで
未来への可能性が変わっていきます。
 
 
万華鏡の中に入っている小さなかけらを、
くるくる回しながら覗いてみるたびに
きれいな模様が展開していくように。
 
 
その模様も二度と同じものは見られません。
すべては移ろい、変わっていきます。
 
 
万華鏡を覗いているのは、
いつだってここにいる自分です。
 
 
過去の出来事の一つ一つを
未来の自分への贈り物にしていきましょう。
 
 
今日もどうぞ軽やかにお過ごしくださいませ。